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文献詳細

雑誌文献

胃と腸4巻8号

1969年08月発行

文献概要

技術解説

圧迫法の手ほどき

著者: 五十嵐勤1 小野隆1 村井隆夫1

所属機関: 1福島医科大学第二内科

ページ範囲:P.1039 - P.1041

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Ⅰ.はじめに

 各種X線検査法のうち圧迫法が使われるのはつぎの揚合です.①病変が透視下にみえた場合,②透視で病変の存在が疑われた場合,③透視ではみえなかったが,撮影した写真にあやしい所見がみられたので精査しようという場合です.

 ところで,私たちの胃X線検査はルーチン検査と精密検査の二段がまえでやっています.ルーチン検査の方法と順序は,透視下圧迫→充盈像撮影→二重造影像撮影です.ここでいう透視下圧迫とは,透視下に圧迫して病変をみつけだすことと,前述の①と②との場合の圧迫撮影のことです.

 本文では,このルーチンの病変みつけだしの圧迫と①と②との具体的なことについてのべてみます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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