文献詳細
文献概要
診断の手ほどき
Ⅱc型の症例
著者: 白壁彦夫1
所属機関: 1順天堂大学医学部内科
ページ範囲:P.1045 - P.1050
文献購入ページに移動第1図 充満像:右図の矢印部にはごく軽度の陥凹がある.矢印の指す部に直線を引くと,矢印間はごく軽度の陥凹を示していることがわかる.これは伸展不良があるからである.健部はバリウムでよく膨らむのに,Ⅱc病変の部は壁の伸展がわるい.さらに,矢印間は壁不整を示す.健部の平滑な辺縁像と対比されたい.左図にも同様な所見がでている.
掲載誌情報