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今月の主題 胃癌の5年生存率 綜説
胃癌の5年生存率―とくに進行癌について
著者: 西満正1 七沢武1 関正威1 広瀬益雄1 中島聰総1 池田靖洋1 山崎善弥1 山野辺孝雄1 木下巌1 菱田泰治1 中川安房1 佐藤順泰1 久野敬二郎1 山田粛1 高木国夫1 深見敦夫1
所属機関: 1癌研究会附属病院外科
ページ範囲:P.1087 - P.1100
文献購入ページに移動胃癌にはいろいろな型があり,まず表層進展を主とするもの,あるいは粘膜固有層(m),粘膜下層(sm)にとどまる表在癌(superficial ca.)と固有筋層以上に達する深達癌(deeply developed ca.)とにわけられる.
現在一般に表在癌は早期癌(early ca.)深達癌は進行癌(advanced ca.)とよばれている.その妥当性については本誌胃と腸(Vol.3,No.8,1968)において早期胃癌と誤診した進行癌の症例を提示した時に,併せて早期癌と進行癌の相関を述べながら論及した.
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