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今月の主題 いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療法を問う 主題
いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療―私はこう考える
著者: 斎藤豊1 浦岡俊夫1 松田尚久1 池原久朝1 中島健1 菊地剛1 真下由美1 岡部尚子1 斉藤大三1 鈴木晴久12 下田忠和2 藤井隆広3
所属機関: 1国立がんセンター中央病院内視鏡部 2国立がんセンター中央病院臨床検査部 3藤井隆広クリニック
ページ範囲:P.1827 - P.1830
文献購入ページに移動内視鏡治療技術の発展とともに,以前は外科手術の適応となっていた腫瘍径の大きな側方発育型腫瘍(laterally spreading tumor ; LST)に関しても内視鏡治療の適応が拡大されつつある.LSTは顆粒型(LST-G)および非顆粒型(LST-NG),それぞれの肉眼型で生物学的性質が異なると考えられている1)2)ものの,治療方針に関していまだ統一した見解はない.今回,各肉眼型別に治療成績,臨床病理学的検討を行い,治療指針を明らかにする.
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