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編集後記 フリーアクセス
著者: 田中信治
所属機関:
ページ範囲:P.1860 - P.1860
文献購入ページに移動多くの先生方が述べているように,病変の臨床病理学的特性に基づいて,腺腫性のLST-Gはたとえ大きな病変でも分割EMRで十分根治可能であるし,LST-NG,特にpseudo-depressed typeはESDまたは外科的に一括切除が必要であろう.ただし,これらの治療法の選択には正確な術前診断が必須であり,病変の肉眼型・部位・大きさなどを考慮して,X線診断,通常内視鏡観察・拡大観察,超音波内視鏡などを適宜選択し正確な術前診断をしなくてはならない.正確な術前診断なくして正しい治療法選択はありえない.
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