icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸40巻4号

2005年04月発行

特集 消化管の出血性疾患2005

止血術

8.止血鉗子による把持凝固法

著者: 竹内学1 小山恒男1 堀田欣一1

所属機関: 1佐久総合病院胃腸科

ページ範囲:P.700 - P.701

文献概要

はじめに

 endoscopic submucosal dissection(ESD)の普及を妨げていた最大の原因は,術中出血であった.しかし,近年高周波止血鉗子を用いた止血法が確立され,安全かつ確実なESDが急速に普及しつつある.最近ではこの高周波止血鉗子を出血性胃潰瘍に対しても使用しているため1),本稿ではその使用法と特徴を述べる.

参考文献

1)榎本祥太郎,矢作直久,藤城光弘,他.出血性潰瘍(高周波止血鉗子による内視鏡的止血法).日本臨牀 63 : 513-518, 2004
2)小山恒男,平澤大,菊池勇一,他.早期胃癌に対する切開・剥離術の治療成績と問題点―フックナイフ.胃と腸 39 : 35-38, 2004
3)小山恒男,宮田佳典,友利彰寿,他.高周波発生装置の特徴とその使い方.消化器内視鏡 16 : 723-727, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら