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文献詳細

雑誌文献

胃と腸40巻9号

2005年08月発行

文献概要

今月の主題 表在性の中・下咽頭癌 座談会

表在性の中・下咽頭癌をめぐって

著者: 渡邉昭仁1 石黒信吾2 河野辰幸3 大森泰4 門馬久美子5 小山恒男6

所属機関: 1恵佑会札幌病院耳鼻科 2大阪府立成人病センター病理検査科 3東京医科歯科大学食道・胃外科 4川崎市立川崎病院消化器科・外科 5都立駒込病院内視鏡科 6佐久総合病院胃腸科

ページ範囲:P.1293 - P.1310

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 門馬(司会) お忙しい中お集まりいただきありがとうございます.「胃と腸」で初めて取り上げる表在性の中・下咽頭癌をテーマに,今回座談会を組みました.中・下咽頭癌を見慣れている先生もいらっしゃいますが,一般的にはまだなかなか発見が難しい病気ですので,最初に耳鼻科の渡邉先生のほうから,現時点で耳鼻科を受診される患者さんの病気の程度と治療の現況についてお話しいただきたいと思います.患者さんが自覚症状を認めて受診されるまでにかなりの時間がかかっているので,発見が遅いという意味で,中・下咽頭癌は予後が悪いと一般の内視鏡医は感じていると思います.最初に先生に現況をお話しいただいてから,私たちがこれから見つけようとしている中・下咽頭癌の早い時期の癌というものはどういうものだろうかというところへ話を進めていきたいと思います.よろしくお願いします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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