icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸40巻9号

2005年08月発行

文献概要

消化管造影・内視鏡観察のコツ

〔消化管造影のコツ〕上部消化管造影の検査法―びまん性病変の描出

著者: 浜田勉1 奥田圭二2

所属機関: 1社会保険中央総合病院内科 2社会保険中央総合病院放射線科

ページ範囲:P.1311 - P.1314

文献購入ページに移動
 びまん性病変の基本的な捉え方と考え方1)

 1. 病変の範囲

 胃のびまん性疾患のX線検査ではその病変の局所における変化(腫瘍性変化や潰瘍性変化)だけではなく,その範囲が胃の1/3以上(U,M,L領域区分に準じ,3つの領域全体かあるいは2つの領域以上)に拡がっているか,また半周以上に拡がっているかどうかを判断して,病変の全体像を描出する.

参考文献

1)浜田勉,近藤健司,阿部剛,他.びまん浸潤型胃癌と鑑別を要する炎症性病変. 胃と腸 37 : 1687-1699, 2002
2)浜田勉,奥田圭二.胃X線精密検査.伊藤誠,横山善文(編). 消化管のX線検査. メジカルレビュー,pp 90-105, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?