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文献詳細

雑誌文献

胃と腸41巻1号

2006年01月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌に対するESDの適応の現状と今後の展望 序説

早期胃癌に対するESDへの期待

著者: 西元寺克禮1

所属機関: 1北里大学東病院消化器内科

ページ範囲:P.7 - P.8

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 胃癌の経内視鏡的切除術はスネアポリペクトミーをその嚆矢とするが,jumbo biopsyを目的として始まったendoscopic mucosal resection(EMR)と endoscopic submucosal dissection(ESD)の考案で飛躍的に進歩したことは周知である.今日ではESDを積極的に行う施設が増加しているが,その適応,conventional EMRと腹腔鏡下手術などとの住み分けなど検討すべき問題はまだ数多く残っている.本号ではこれら山積した問題に正面から取り組むことを目標としているが,殊にESDの先進的施設より,術後3年以上の成績が報告されることが楽しみである.

参考文献

1) Gotoda T, Yanagisawa A, Sasako M, et al. Incidence of lymph node metastasis from early gastric cancer. The estimation with a large number of cases at two large centers. Gastric Cancer 3 : 219-225, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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