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今月の主題 早期胃癌に対するESDの適応の現状と今後の展望 序説
早期胃癌に対するESDへの期待
著者: 西元寺克禮1
所属機関: 1北里大学東病院消化器内科
ページ範囲:P.7 - P.8
文献購入ページに移動 胃癌の経内視鏡的切除術はスネアポリペクトミーをその嚆矢とするが,jumbo biopsyを目的として始まったendoscopic mucosal resection(EMR)と endoscopic submucosal dissection(ESD)の考案で飛躍的に進歩したことは周知である.今日ではESDを積極的に行う施設が増加しているが,その適応,conventional EMRと腹腔鏡下手術などとの住み分けなど検討すべき問題はまだ数多く残っている.本号ではこれら山積した問題に正面から取り組むことを目標としているが,殊にESDの先進的施設より,術後3年以上の成績が報告されることが楽しみである.
参考文献
1) Gotoda T, Yanagisawa A, Sasako M, et al. Incidence of lymph node metastasis from early gastric cancer. The estimation with a large number of cases at two large centers. Gastric Cancer 3 : 219-225, 2000
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