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文献詳細

雑誌文献

胃と腸41巻8号

2006年07月発行

文献概要

消化管造影・内視鏡観察のコツ

〔消化管造影のコツ〕上部消化管造影の部位別造影法―噴門部(直下小彎側)

著者: 馬場保昌1 吉田諭史1 中島寛隆1 長浜隆司1 山本栄篤1 丸山雅一1

所属機関: 1早期胃癌検診協会

ページ範囲:P.1193 - P.1204

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はじめに

 噴門部のX線検査は胃上部の撮影に下部食道の撮影を組み合わせた検査である.胃入口部に対する検査も基本的には同じであるが,他の領域と違い解剖学的ならびに生理学的に特殊な部位で,特に生理学的に複雑な動きが観察され,X線検査でも空気量や撮影体位によっていろいろな像を呈することで知られている.ここでは,噴門部(直下小彎側)のX線造影について,われわれの手技を紹介する.

参考文献

1) 熊倉賢二,杉野吉則,馬場保昌.胃 X 線診断学―検査編.金原出版,1992
2) 西俣寛人,政信太郎,西俣嘉人,他.噴門部癌の X 線診断に関する研究―陥凹性早期胃癌を中心に.胃と腸 17 : 1035-1043, 1982
3) 冨松久信,馬場保昌,森田秀祐.噴門部病変の診断―早期胃癌を中心に.画像診断 16 : 250-261, 1996
4) 馬場保昌,吉田諭史,長浜隆司,他.胃 X 線検査のポイント―精密検査法.胃と腸 38 : 872-884, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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