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文献概要
消化管造影・内視鏡観察のコツ
〔内視鏡観察のコツ〕下部消化管―前処置
著者: 岩井淳浩1
所属機関: 1染井クリニック
ページ範囲:P.1309 - P.1312
文献購入ページに移動はじめに
十分な所見が捉えられた美しい画像を呈示するための前処置法とは,十分な腸管洗浄効果(残便,粘液がない)があることに尽きる.十分な腸管洗浄効果を得るには,それ相応の下剤の量が必要になり,これにより被検者の受容性が低下する.この点を解決するには,腸管洗浄液による前処置に各種の薬剤を用いた前処置を追加する必要がある.本稿では,このような前処置法について大腸検査前処置の基本も合わせて概説する.
十分な所見が捉えられた美しい画像を呈示するための前処置法とは,十分な腸管洗浄効果(残便,粘液がない)があることに尽きる.十分な腸管洗浄効果を得るには,それ相応の下剤の量が必要になり,これにより被検者の受容性が低下する.この点を解決するには,腸管洗浄液による前処置に各種の薬剤を用いた前処置を追加する必要がある.本稿では,このような前処置法について大腸検査前処置の基本も合わせて概説する.
参考文献
P 希釈法は有用か.消化器内視鏡 15 : 1582-1586, 2003
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