文献詳細
Coffee Break
文献概要
1970年代初頭にはほとんど誰も興味を持たず,医学界の中で重要でもなかった大腸疾患が,35年の歴史と年月を経て今や多くの専門家が取り組む対象となった.大腸癌も炎症性腸疾患も増え続け,大腸癌はいずれ近い将来に女性の死亡率の第1位,男性の第2位になると予測されるに至っている.欧米では既に大腸癌の罹患率,死亡率ともに低下しつつあるというのに,わが国の対応策は遅れているとしか言いようがない.
掲載誌情報
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