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文献詳細

雑誌文献

胃と腸42巻10号

2007年09月発行

文献概要

今月の主題 大腸腫瘍内視鏡切除後のサーベイランスに向けて 主題

大腸腺腫・早期癌の内視鏡切除後のfollow up

著者: 若村邦彦1 工藤進英1 竹村織江1 池原伸直1 三澤将史1 森悠一1 神前正幸1 小形典之1 児玉健太1 水野研一1 細谷寿久1 和田城祥1 宮地英行1 小林泰俊1 近藤純史1 蟹江浩1 請川淳一1 工藤由比1 山村冬彦1 大塚和朗1 遠藤俊吾1 石田文生1 樫田博史1 田中淳一1 浜谷茂治2

所属機関: 1昭和大学横浜市北部病院消化器センター 2昭和大学横浜市北部病院病理部

ページ範囲:P.1453 - P.1457

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要旨 大腸粘膜内癌の局所再発のリスクとして分割切除や側方発育型腫瘍(LST)などが挙げられる.可能な限り一括切除が望ましいが,分割切除となった場合でも,再発を十分念頭に置いたfollow upを行うことで,局所のコントロールは可能である.また,異時性異所性大腸癌合併の可能性も考え,一括切除を施行しえた場合でも,分割切除に準じたfollow upが重要となる.

参考文献

1)太田智之,斉藤裕輔,折居裕,他.大腸腫瘍の内視鏡的切除における局所再発の実態.胃と腸 34:611-618, 1999
2)佐田美和,勝又伴栄,五十嵐正広.内視鏡治療後の再発治療.日本臨牀 61:584-588, 2003
3)寺井毅,大野康彦,坂本直人,他.大腸腫瘍内視鏡的切除の根治度判定―私はこうしている:腺腫・m癌を中心に.胃と腸 34:663-664, 1999
4)高木承,樋渡信夫.大腸腫瘍内視鏡的切除の根治度判定―私はこうしている:腺腫・m癌を中心に.胃と腸 34:665-666, 1999
5)工藤進英.大腸内視鏡治療.医学書院,2000
6)工藤進英.大腸pit pattern診断.医学書院,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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