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文献詳細

雑誌文献

胃と腸42巻5号

2007年04月発行

文献概要

特集 消化管の拡大内視鏡観察2007 総論 2. 最新の内視鏡機器の解説

2) フジノン株式会社

著者: 藤田寛1

所属機関: 1フジノン株式会社医用機器事業部

ページ範囲:P.539 - P.544

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要旨 フジノン(株)にて開発した最新の拡大内視鏡および画像処理機能について概説する.拡大内視鏡は,小型高画素スーパーCCDハニカムを採用した電動光学式であり,高画質な最大135倍(19インチモニタ上)の拡大像を提供することが可能である.さらに,操作性や拡大観察時の術者の負担を軽減する付加機能も紹介する.画像処理機能は,千葉大学と共同開発した分光内視鏡FICE(FUJI Intelligent Color Enhancement)を紹介する.本機能は,被写体の分光情報に着目した,内視鏡では全く新しい画像処理機能であり,分光内視鏡の考え方とその原理を概説する.

参考文献

1) 三宅洋一,神津照雄,山高修一.分光内視鏡の開発,画像ラボ 17:70-74,2006
2) 三宅洋一(編).分光画像処理入門,東京大学出版会,pp21-35,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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