文献詳細
特集 消化管の拡大内視鏡観察2007
コラム
文献概要
拡大内視鏡は,拡大率を上げると被写界深度が狭くなるため,焦点が合わせにくくなる.そのためまず弱拡大から観察を行い,必要に応じて強拡大にすることがコツである.
強拡大で観察する際は,適切な距離を確保する必要がある.そのためには先端フードの使用が必須であるが,フードで病変をこすると,出血し拡大観察ができなくなる.したがって愛護的な操作が必要であると同時に柔らかい先端フード(オリンパス 先端フード MB-162: Fig. 1a, b)を選択することが重要である.
また先端フードは病変を正面視する際にも有用である.
強拡大で観察する際は,適切な距離を確保する必要がある.そのためには先端フードの使用が必須であるが,フードで病変をこすると,出血し拡大観察ができなくなる.したがって愛護的な操作が必要であると同時に柔らかい先端フード(オリンパス 先端フード MB-162: Fig. 1a, b)を選択することが重要である.
また先端フードは病変を正面視する際にも有用である.
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