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「胃と腸」と私
「胃と腸」と私
著者: 望月福治1
所属機関: 1仙台厚生病院健康管理センター
ページ範囲:P.1868 - P.1869
文献購入ページに移動 「胃と腸」が発刊されたのが1966 年である.折よく,早期胃癌研究会に提出していた症例が「胃と腸」に採用となり,本邦初の早期食道癌症例を1 巻1 号に報告させていただいた.思い出深い症例報告であった(山形敞一,望月福治,他.1 巻,1966).この「胃と腸」 1 巻には,その後も引き続き3 か月間連続して,早期胃癌の症例を報告させていただくことになった.
一方,当時,多くのドクターが集まる八丈会というclosedの研究会があり,年1 回開催されていた.私の提出した症例が最優秀賞となり記念の盾をいただいたことがある.故佐野量造先生から胃癌の発生・発育経過を示唆するものと大変なお褒めをいただき「胃と腸」への投稿を促された.後年,先生が亡くなられたころ「胃と腸」に投稿したところ,不採用となってしまい,少しばかり複雑な思いをしたものである.
一方,当時,多くのドクターが集まる八丈会というclosedの研究会があり,年1 回開催されていた.私の提出した症例が最優秀賞となり記念の盾をいただいたことがある.故佐野量造先生から胃癌の発生・発育経過を示唆するものと大変なお褒めをいただき「胃と腸」への投稿を促された.後年,先生が亡くなられたころ「胃と腸」に投稿したところ,不採用となってしまい,少しばかり複雑な思いをしたものである.
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