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文献詳細

雑誌文献

胃と腸43巻6号

2008年05月発行

文献概要

今月の主題 大腸の新しい画像診断 ノート

新しい注腸X線撮影装置―注腸X線検査におけるflat panel detector搭載Cアーム型X線透視装置

著者: 津田純郎1 久部高司1 西村拓1 別府孝治1 村上右児1 長浜孝1 高木靖寛1 平井郁仁1 松井敏幸1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器科

ページ範囲:P.978 - P.981

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はじめに

 X線撮影装置において,従来のフィルム-増感紙による撮影系(conventional film-screen system;CFSS)に求められてきた“低被曝で高画質を得る”という課題は,デジタル方式の導入によって解決の道が開かれた.そして,各分野でソフト・ハード両面の改良が重ねられ進化中である.さらに,デジタル方式は,検査から診断のスループット向上,画像処理による描出能の向上,フィルムコスト削減,検査効率の向上や機器の多目的利用による検査・診断・治療コストの削減,ネットワーク対応,データの一元管理,遠隔医療への発展等を実現させながら普及している.

 本項では,当院で用いている東芝製直接変換型flat panel detector(FPD)搭載Cアーム型X線透視装置(MDX8000A)について,新しい注腸X線撮影装置としての画像とCアームの有用性を中心に概説する.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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