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消化管造影・内視鏡観察のコツ
〔消化管造影のコツ〕上部消化管造影の部位別造影法―胃角部小彎・大彎
著者: 川口実1
所属機関: 1国際医療福祉大学附属熱海病院内科
ページ範囲:P.993 - P.999
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胃角部小彎は病変の多い部である.特に潰瘍性病変は多いので見逃さないように撮影し読影する必要がある.
胃角部大彎はもちろん病変が存在することもあるが,胃角部後壁,前壁病変の間接所見がみられることが多いので,撮影に際しては十二指腸との重なりを避けること,読影ではわずかな変化を見逃さない注意が必要である.
胃角部小彎は病変の多い部である.特に潰瘍性病変は多いので見逃さないように撮影し読影する必要がある.
胃角部大彎はもちろん病変が存在することもあるが,胃角部後壁,前壁病変の間接所見がみられることが多いので,撮影に際しては十二指腸との重なりを避けること,読影ではわずかな変化を見逃さない注意が必要である.
参考文献
1)浜田勉.早期胃癌X線診断―撮影法と読影の実践ノートーポイント100.医学書院,1997
2)胃X線撮影法標準化委員会(編).新・胃X線撮影法(間接・直接)ガイドライン.社団法人日本消化器集団検診学会,2005
3)馬場保昌(編).馬場塾の最新胃X線検査法.医学書院,2001
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