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文献詳細

雑誌文献

胃と腸43巻7号

2008年06月発行

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編集後記 フリーアクセス

著者: 八尾隆史

ページ範囲:P.1130 - P.1130

文献概要

 最近,消化管のfollicular lymphomaが増加しているが,一定の標準的治療法が確立しておらず,その長期経過についても不明な点が多い.また,治療法選択のためには正しい診断が不可欠である.そこで,消化管follicular lymphomaの病態と診断・治療の現状を明らかにするために本号が企画された.

 病理学的側面からは,follicular lymphomaには多様性があることや生検診断の注意点(特に濾胞構造をとらない成分の評価),診断と悪性度評価に染色体転座やBCL-2遺伝子再構成,種々の染色体異常が有用であることなどが示された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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