文献詳細
今月の主題 胃癌に対する内視鏡スクリーニングの現状と将来
主題
文献概要
撮影順序
初めて内視鏡を握ったのはGT-VaIIである.この機種は真の意味の"胃カメラ"であり,Helicobacter pylori感染観察機能がないため,胃内をくまなく撮影するには決まった順序で撮影する必要があった.
撮影はまず空気を十分入れ,胃角小彎から撮影を開始し,胃角小彎―胃角前壁―胃角後壁と撮影し,順に幽門前部まで進め,その後徐々に引き抜き,胃体上部まで引き抜いたところで反転し,胃体上部から胃体中部―胃体下部と反転撮影を行い終了する.
初めて内視鏡を握ったのはGT-VaIIである.この機種は真の意味の"胃カメラ"であり,Helicobacter pylori感染観察機能がないため,胃内をくまなく撮影するには決まった順序で撮影する必要があった.
撮影はまず空気を十分入れ,胃角小彎から撮影を開始し,胃角小彎―胃角前壁―胃角後壁と撮影し,順に幽門前部まで進め,その後徐々に引き抜き,胃体上部まで引き抜いたところで反転し,胃体上部から胃体中部―胃体下部と反転撮影を行い終了する.
参考文献
1)八尾建史,頼岡誠,高木靖寛,他.胃粘膜の拡大観察 ―微小血管構築像を指標とした分化型早期胃癌の境界診断.胃と腸 38:1687-1700, 2003
2) Hiki N, Yamaguchi H, Kaminishi M. Peppermint oil reduces gut spasm during gastrointestinal endoscopy. Digestive Endoscopy 19:A7, 2007
3)細川治,服部昌和,武田孝之.胃がん拾い上げにおける内視鏡検査の精度.日消集検誌 42:33-39, 2004
掲載誌情報