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文献詳細

雑誌文献

胃と腸44巻8号

2009年07月発行

文献概要

今月の症例

区域性潰瘍性大腸炎の1例

著者: 松井佐織1 大川清孝1 上田渉1 佐野弘治1 追矢秀人2

所属機関: 1大阪市立総合医療センター消化器内科 2追矢クリニック

ページ範囲:P.1204 - P.1207

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 〔患 者〕 10歳代,女性.

 〔主 訴〕 下痢,血便.

 〔既往歴・家族歴〕 特記事項なし.

 〔現病歴〕 2006年1月より下痢が出現,同年4月から血便を伴ったため近医を受診し,下部消化管内視鏡検査にて異常を指摘された.

 〔現 症〕 身長151cm,体重49kg,体温 36.8℃.排便回数5~6回/日,顕血便あり.身体所見異常なし.

 〔検査所見〕 WBC 6,800/μl,RBC 430×104/μl,Hb 12.7g/dl,Plt 28.9×104/μl,CRP 1.49mg/dl,便培養検査陰性.

参考文献

1)熊本浩志,飯野弥,雨宮秀武,他.短期間に高度の狭窄をきたした潰瘍性大腸炎の1例.ENDSCOPIC FORUM for digest dis 13 : 45-49, 1997
2)檜沢一興,渕上忠彦,平川雅彦,他.特異な進展を示した区域性潰瘍性大腸炎の1例.胃と腸 30 : 105-111, 1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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