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今月の症例
大量リンパ球浸潤を伴い粘膜下腫瘍様の形態を呈した上行結腸癌の1例
著者: 門野義弘1 江口洋之1 塩屋公孝1 尾崎徹1 吉田健一1 上原正義1 多田修治1 松本孝嗣2 神尾多喜浩3
所属機関: 1済生会熊本病院消化器病センター 2済生会熊本病院外科センター 3済生会熊本病院病理
ページ範囲:P.6 - P.9
文献購入ページに移動〔既往歴〕 1986年ごろより家族性大腸腺腫症(familial adenomatous polyposis ; FAP)を指摘され,2000年に胃癌(幽門側胃切除術),2004年に大腸癌(回盲部切除術)の既往があった.
〔現病歴〕 2007年に大腸内視鏡検査を施行したところ,上行結腸に腫瘍を認めたため入院となった.
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