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著者: 大倉康男1
所属機関: 1杏林大学医学部病理学
ページ範囲:P.295 - P.295
文献購入ページに移動本号では,第40巻9号の基本的な事項を踏まえたうえで,門馬ら,井上らが内視鏡診断の具体的なところを解説している.また,川田らはスクリーニングにおける経鼻内視鏡の有用性を示している.一方,治療については,耳鼻咽喉科の立場からの治療方針を渡邉らが多数例をもとにして述べている.内視鏡治療の具体的な手技については,土田らがEMR(endoscopic mucosal resection)を,小山らがESD(endoscopic submucosal dissection)を,さらには彎曲型喉頭鏡を用いた良好な視野で行うELPS(endoscopic laryngo pharyngeal surgery)を川久保らが解説している.いずれも臨床の場で役立つ論文である.
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