文献詳細
今月の症例
拡大内視鏡観察が診断に有用であった小腸濾胞性リンパ腫の1例
著者: 石居公之1 大仁田賢1 植原亮平1 磯本一1 竹島史直1 中尾一彦1 河野茂2 林徳真吉3 宿輪三郎4
所属機関: 1長崎大学病院消化器内科 2長崎大学病院第二内科 3長崎大学病院病理部 4三佼会宮崎病院
ページ範囲:P.970 - P.973
文献概要
〔主 訴〕 検診の上部消化管内視鏡にて異常.
〔家族歴〕 特記事項なし.
〔既往歴〕 2000年より慢性関節リウマチの診断にて加療中.
〔現病歴〕 2009年6月,定期健診にての上部消化管内視鏡検査にて十二指腸下行脚に多発する白色調の小結節隆起性病変を認め,同部よりの生検にて濾胞性リンパ腫と診断され,同年6月30日精査加療目的にて入院となった.
参考文献
掲載誌情報