文献詳細
文献概要
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編集後記
著者: 小山恒男1
所属機関: 1佐久総合病院胃腸科
ページ範囲:P.1295 - P.1295
文献購入ページに移動 “食道の炎症性疾患”.この大きなテーマに,門馬久美子,鬼島宏とともに挑んだ.食道炎の原因は酸逆流のみならず,アレルギー,感染症,全身疾患など多岐にわたる.その診断が難しいことはわかっていた.しかし,難しいからと避けるわけにもいかぬ.現時点での病理学的,X線的,内視鏡的診断の現状を把握したいと思った.
まずは病理診断である.逆流性食道炎,接合部病変,感染症に大別し,3氏に執筆を依頼した.それぞれ,外科切除例や生検,剖検例を駆使して,その病理学的特徴を証明しようとした.ただ,やはり症例数が少ない.食道炎の患者から生検を採取することはまれだし,まして外科治療例は少ない.それでも,各執筆者は病理学的な特徴を懸命にとらえようとした.
まずは病理診断である.逆流性食道炎,接合部病変,感染症に大別し,3氏に執筆を依頼した.それぞれ,外科切除例や生検,剖検例を駆使して,その病理学的特徴を証明しようとした.ただ,やはり症例数が少ない.食道炎の患者から生検を採取することはまれだし,まして外科治療例は少ない.それでも,各執筆者は病理学的な特徴を懸命にとらえようとした.
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