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今月の主題 消化管EUS診断の現状と新たな展開 主題
消化管EUS診断能のさらなる向上を目指して―私はこうしている─大きな大腸病変に対するEUSのコツ
著者: 趙栄済1 冨田友実1 田中順子1 二階堂光洋1 飯沼昌二1
所属機関: 1洛和会音羽病院消化器病センター
ページ範囲:P.550 - P.552
文献購入ページに移動超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS)は,癌をはじめとした大腸疾患に対する有用な診断方法として評価されている1)2).診断に当たっては,対象病変の明瞭な超音波像が必須であるため,周波数および機種の選択が重要である.また病変が大きくなれば,超音波の減衰が生じるため,診断可能な画像の描出には様々な工夫が必要となる3).
本稿では,大腸領域での大きな病変に対するEUSのコツについて,癌を対象に説明する.
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