文献詳細
特集 図説 胃と腸用語集2012
検査法・手技
文献概要
胃X線造影は,硫酸バリウムを用いて胃の病変をX線画像で描出する検査法である.消化器臨床の場では上部消化管の検査は内視鏡診断が主流となってきたが,胃のがん検診や術前精密検査の分野では,現在でもX線造影検査の有用性が認められている.
前処置と検査後の処置 検査当日は,検査開始まで飲食を控える(ただし被験者に不可欠な内服薬は,起床時に水50ml程度で服用しても可).検査終了後は下剤を服用し,バリウムの排出を促す.
前処置と検査後の処置 検査当日は,検査開始まで飲食を控える(ただし被験者に不可欠な内服薬は,起床時に水50ml程度で服用しても可).検査終了後は下剤を服用し,バリウムの排出を促す.
参考文献
1)白壁彦夫,天野穂高,佐々木伸一,他.消化管X線25年間の歩み.胃と腸編集委員会(編).胃と腸ハンドブック.pp 2-27,医学書院,1992
2)胃がん検診精度管理委員会(編).新・胃X線撮影法ガイドライン改定版.pp 1-11,日本消化器がん検診学会,2011
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