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特集 図説 胃と腸用語集2012 検査法・手技
カプセル内視鏡(capsule endoscope)
著者: 中村哲也1 生沼健司2
所属機関: 1獨協医科大学医療情報センター 2獨協医科大学消化器内科
ページ範囲:P.651 - P.651
文献購入ページに移動滞留(retention,消化管内の狭窄部の口側に,2週間以上カプセルがとどまること)は,カプセル内視鏡のほぼ唯一の偶発症である(Fig. 1)3).小腸二重造影を含む他の検査では滞留が起こるか否かを予知することができないため,腸管の狭窄の有無を調べる目的でAgile Patency Capsule(Agile-J)4)が開発され,近々認可される見込みである.
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