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特集 図説 胃と腸用語集2012 検査法・手技
ボーリング生検(boring biopsy)
著者: 赤松泰次1
所属機関: 1地方独立行政法人長野県立病院機構長野県立病院内視鏡センター
ページ範囲:P.665 - P.665
文献購入ページに移動ボーリング生検の適応 ボーリング生検の適応は,GIST(gastrointestinal stromal tumor)をはじめとする粘膜下腫瘍,通常の鉗子生検では癌陰性のスキルス胃癌1),粘膜下腫瘍様形態を呈する胃癌などが疑われる症例である.一方,悪性リンパ腫やカルチノイド腫瘍は粘膜下腫瘍様にみえても,腫瘍組織が比較的表層にも存在するため通常の鉗子生検でも腫瘍細胞の採取が可能な場合が多い.
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