文献詳細
文献概要
特集 図説 胃と腸用語集2012 画像所見〔腸〕
縦走潰瘍(longitudinal ulcer)
著者: 別府孝浩1 松井敏幸1
所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器内科
ページ範囲:P.710 - P.710
文献購入ページに移動Crohn病の診断基準改訂案(渡辺班,2011年)では,縦走潰瘍とは『4~5cm以上の長さを有する腸管の長軸に沿った潰瘍』と定義している(Fig. 1)1).小腸病変は,典型的には縦走潰瘍を腸間膜の付着側に形成する.Crohn病の大腸病変は,幅の広い縦走潰瘍(Fig. 2)を形成し,治癒とともに片側性変形を呈する.
参考文献
掲載誌情報