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特集 図説 胃と腸用語集2012 疾患〔咽頭・食道〕
Barrett腺癌(Barrett's adenocarcinoma)
著者: 小山恒男1
所属機関: 1佐久総合病院胃腸科
ページ範囲:P.728 - P.728
文献購入ページに移動診断法 欧米では2cmごとに4方向から生検を採取するランダム生検によるサーベイランスが第一選択とされる.早期Barrett腺癌の内視鏡診断は困難であり,生検に頼らざるを得ないという論法である.しかし,ランダム生検では手間,費用,安全性で問題があり,本邦では受け入れられていない.本邦の内視鏡医は早期胃癌の診断に関する高度な知識と技術を有しているため,通常は内視鏡で診断し,ターゲット生検で確定診断する.
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