icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸47巻5号

2012年05月発行

文献概要

特集 図説 胃と腸用語集2012 疾患〔咽頭・食道〕

GERD,NERD,逆流性食道炎(gastroesophageal reflux disease, non-erosive reflux disease, reflux esophagitis)

著者: 眞部紀明1 春間賢2

所属機関: 1川崎医科大学検査診断学(内視鏡・超音波) 2川崎医科大学消化管内科

ページ範囲:P.733 - P.733

文献購入ページに移動
 胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease;GERD)の概念は時代とともに変遷してきているが,今日の概念は,「胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン」1)によると,“胃内容物の逆流により臨床症状や合併症を生じた病態の総称”と定義されている.

 したがって,GERDには上部消化管内視鏡検査で下部食道を中心に粘膜傷害を認める逆流性食道炎と,逆流症状を有するものの粘膜傷害のみられない非びらん性胃食道逆流症(non-erosive reflux disease : NERD)が含まれることになる.

参考文献

1)日本消化器病学会(編).胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン.南江堂,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?