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特集 図説 胃と腸用語集2012 疾患〔腸〕
潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis)
著者: 大川清孝1 上田渉1
所属機関: 1大阪市立十三市民病院消化器内科
ページ範囲:P.777 - P.777
文献購入ページに移動内視鏡による重症度分類の軽度は血管透見消失,粘膜細顆粒状,発赤,小黄色点などである.中等度は粘膜粗糙,びらん,小潰瘍,易出血性(接触出血),粘血膿性分泌物付着など(Fig. 1),強度は広範な潰瘍,著明な自然出血などである(Fig. 2).これらの内視鏡所見が,直腸からびまん性,連続性に拡がることが潰瘍性大腸炎の特徴である.一方,非連続性病変もしばしば認められることも認知されている.
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