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特集 図説 胃と腸用語集2012 疾患〔腸〕
宿便性潰瘍(stercoral ulcer)
著者: 清水誠治1
所属機関: 1大阪鉄道病院消化器内科
ページ範囲:P.781 - P.781
文献購入ページに移動好発部位は直腸,S状結腸であり,骨盤腔内に存在するため腸壁の伸展が制限され,また硬便が形成されやすいためとされている.しかし盲腸や回腸終末部の病変も報告されており,便塊が形成されればどこにでも発生しうる.腸管穿孔の発生部位はS状結腸が約半数を占める.
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