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特集 図説 胃と腸用語集2012 疾患〔腸〕
NSAID起因性腸病変(NSAID-induced intestinal lesions)
著者: 蔵原晃一1 松本主之2
所属機関: 1松山赤十字病院胃腸センター 2九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
ページ範囲:P.787 - P.787
文献購入ページに移動NSAID起因性腸病変の肉眼像や病理組織像は非特異的な所見にとどまるため,診断には,他の薬剤性腸炎と同様に,(1) 腸病変(潰瘍,腸炎)の確認,(2) NSAIDの使用歴の確認,(3) 他疾患の除外(病理組織学的,細菌学的除外診断を含む),(4) NSAIDの使用中止による病変の治癒軽快の確認,をすべて満たす必要がある1)~3).
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