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特集 図説 胃と腸用語集2012 病理
偽浸潤(pseudoinvasion)
著者: 岩下明德1 太田敦子1
所属機関: 1福岡大学筑紫病院病理部
ページ範囲:P.830 - P.830
文献購入ページに移動この偽浸潤は“pseudocarcinomatous invasion”として発表され,ほかに“epithelial misplacement”,“pseudocarcinoma”,“pseudoinvasion”などとも呼ばれる.S状結腸に好発し1~2cmの有茎性腺腫に多くみられるとされ,また,mechanical forceによって粘膜筋板の間隙から腺腫組織が粘膜下層へ逸脱することがこの現象の本態であると考えられている1).
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