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文献詳細

雑誌文献

胃と腸47巻5号

2012年05月発行

文献概要

特集 図説 胃と腸用語集2012 分類・定義

食道癌の肉眼型分類(macroscopic classification of the esophageal cancer)

著者: 石黒信吾1

所属機関: 1ピーシーエルジャパン病理・細胞診センター

ページ範囲:P.848 - P.848

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 食道癌の肉眼型は,現在,「食道癌取扱い規約第10版補訂版」1)に記載された規約が用いられている.規約による肉眼型は以下のとおりである.

 肉眼型分類の原則 癌腫の壁深達度が肉眼的に粘膜下層までと推定される病変を“表在型”とし,固有筋層以深に及んでいると推定される病変を“進行型”とする.“表在型”は0型とし,0-I,0-II,0-IIIに亜分類する.“進行型”は1,2,3,4型のいずれかに分類する.0~4型ないしその組み合わせで表現できない病変を5型とする.

参考文献

1)日本食道学会(編).臨床・病理─食道癌取扱い規約,10版補訂版.金原出版,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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