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特集 図説 胃と腸用語集2012 分類・定義
食道胃接合部の分類
著者: 小山恒男1
所属機関: 1佐久総合病院胃腸科
ページ範囲:P.855 - P.855
文献購入ページに移動 食道胃接合部(esophagogastric junction;EGJ)は食道と胃の境界であり,「胃癌取り扱い規約」1)では以下のように定義されている.
・内視鏡検査における食道下部の柵状血管の下端.
・上部消化管造影検査におけるHis角を胃壁に沿って延長した線.
・内視鏡および上部消化管造影検査における胃大彎の縦走襞の口側終末部.
・切除標本の肉眼的観察では周径の変わる部位.
・内視鏡検査における食道下部の柵状血管の下端.
・上部消化管造影検査におけるHis角を胃壁に沿って延長した線.
・内視鏡および上部消化管造影検査における胃大彎の縦走襞の口側終末部.
・切除標本の肉眼的観察では周径の変わる部位.
参考文献
1)日本胃癌学会(編).胃癌取扱い規約,14版,金原出版,2010
2)日本食道学会(編).食道癌取扱い規約,10版,金原出版,2008
3)西満正,加治佐隆,阿久根務,他.噴門部癌について─食道胃境界部癌の提唱.外科診療 15 : 1328-1338, 1973
4)Siewert JR, Stein HJ. Carcinoma of the cardia : Carcinoma of the gastroesophgeal junction classfication, pathology and extent of resection. Dis Esophagus 9 : 173-182, 1996
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