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特集 図説 胃と腸用語集2012 分類・定義
Lewis score
著者: 遠藤宏樹1 中島淳1
所属機関: 1横浜市立大学附属病院内視鏡センター
ページ範囲:P.865 - P.865
文献購入ページに移動ここでの“絨毛浮腫”は,絨毛の幅が絨毛の高さと同等もしくはより大きい状態と定義されており,また“潰瘍”は周囲に発赤を伴った白色もしくは黄色の基底をもつ粘膜欠損と定義されている.“狭窄”に関しては,領域ごとではなく小腸全体で評価され,狭窄の存在のほか,潰瘍を伴っているか,カプセルが狭窄を通過できたかをもとにスコア化される.これらの所見をもとに最終スコアを算出し,正常(<135),軽症(≧135,<790),中等症/重症(≧790)の3つのカテゴリーに分類される.詳細な計算方法は原著1)をご参照いただきたいが,現在はGiven Imaging社のカプセル内視鏡ソフトウェアRAPID® 5Access以降のバージョンに本スコアを簡便に計算できるツールが搭載されている.
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