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特集 図説 胃と腸用語集2012 分類・定義
Forrest分類(Forrest's classification)
著者: 小澤俊文1
所属機関: 1佐藤病院消化器内科
ページ範囲:P.869 - P.869
文献購入ページに移動 Forrest分類とは,1974年にJohn Forrestが発表した潰瘍の出血状態による分類である.現在ではHeldweinら1)が1989年に改変したものが広く用いられている(Table 1).
Ia,Ib,IIaは内視鏡的止血術の適応であり,それ以外は薬物療法を行う.内視鏡的止血にはクリップ止血,エピネフリン添加高張食塩水(hypertonic saline-epinephrine;HSE)や純エタノールによる局注止血,高周波凝固止血(argon plasma coagulation;APC)などがある.
Ia,Ib,IIaは内視鏡的止血術の適応であり,それ以外は薬物療法を行う.内視鏡的止血にはクリップ止血,エピネフリン添加高張食塩水(hypertonic saline-epinephrine;HSE)や純エタノールによる局注止血,高周波凝固止血(argon plasma coagulation;APC)などがある.
参考文献
1)Heldwein W, Schreiner J, Pedrazzoli J, et al. Is the Forrest classification a useful tool for planning endoscopic therapy of bleeding peptic ulcers? Endoscopy 21 : 258-262, 1989
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