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特集 図説 胃と腸用語集2012 治療
内視鏡的粘膜切除術(endoscopic mucosal resection;EMR)
著者: 田沼徳真1 野村昌史1
所属機関: 1手稲渓仁会病院消化器病センター
ページ範囲:P.877 - P.877
文献購入ページに移動1983年に平尾ら1)が開発したERHSE(endoscopic resection with local injection of hypersaline-epinephrine)法は,病変下に高張Naエピネフリン液を局注して周囲を高周波ナイフで切開し,把持鉗子で持ち上げながらスネアで絞扼するという画期的な方法で,現在の内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection;ESD)の原型となった.
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