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文献詳細

雑誌文献

胃と腸48巻10号

2013年09月発行

文献概要

今月の症例

内視鏡的粘膜下層剝離術で治療した胃inflammatory fibroid polypの1例

著者: 村脇義之1 三浦将彦1 吉村禎二1 吉田学2 結城崇史3

所属機関: 1松江市立病院消化器内科 2松江市立病院臨床検査科病理 3島根大学医学部附属病院光学医療診療部

ページ範囲:P.1372 - P.1375

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 〔患 者〕 67歳,女性.

 〔主 訴〕 特になし,胃粘膜下腫瘍の精査目的.

 〔既往歴〕 37歳,子宮筋腫.

 〔家族歴〕 父,胃癌.

 〔生活歴〕 特記事項なし.

 〔現病歴〕 2008年6月に上部消化管内視鏡検査を希望され,当科を受診した.胃前庭部大彎に立ち上がり急峻な粘膜下腫瘍を認め,粘膜表面からの生検ではびらん性変化のみであった.粘膜下腫瘍の治療目的に内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection ; ESD)を行うため,入院となった.

参考文献

1)小林広幸,淵上忠彦,堺勇二,他.消化管炎症性類線維ポリープ(IFP)の診断と治療.胃と腸 39 : 640-646, 2004
2)梅田いく弥,太田英敏,信岡純,他.発熱を呈した胃inflammatory fibroid polypの1例.日内会誌 95 : 1551-1553, 2006
3)Hattori Y, Kobayashi S, Takahashi H, et al. Gastric inflammatory fibroid polyp treated by endoscopic submucosal dissection. Case Rep Gastroenterol 19 : 283-286, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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