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文献詳細

雑誌文献

胃と腸48巻2号

2013年02月発行

文献概要

今月の主題 大腸ESDの適応と実際 ノート

大腸ESDにおける各種ナイフの特徴と使い分け

著者: 小田島慎也1 藤城光弘12 小池和彦1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院消化器内科 2東京大学医学部附属病院光学医療診療部

ページ範囲:P.193 - P.196

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要旨 従来,大腸ESDに対して使用する高周波ナイフは,使用方法や形態から先端系ナイフ,IT系ナイフに分類されてきたが,現在ではさらに,安全性を追求したナイフや処置困難な部位の切除に特化したナイフなど様々な処置具が開発されている.術者は,それらのナイフを使い分けることでより安全なESDを行うことができるようになっているが,そのためにはそれぞれのナイフの特徴を理解し,そのナイフに適した状況で使用することが重要である.

参考文献

1)山口裕一郎,斎藤豊,堀田欣一,他.新型小型ITナイフの特徴と治療手技の実際.消内視鏡 24 : 48-52, 2012
2)Akahoshi K, Okamoto R, Akahane H, et al. Endoscopic submucosal dissection of early colorectal tumors using a grasping type scissors forceps : a preliminary clinical study-a case series. Endoscopy 42 : 419-422, 2010
3)浦岡俊夫,河原祥朗,矢作直久.ムコゼクトーム2・ショートブレードタイプの特徴と治療手技の実際.消内視鏡 24 : 53-59, 2012
4)山本博徳.SAFEKnifeの特徴と治療手技.消内視鏡 24 : 41-47, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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