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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻1号

1970年01月発行

文献概要

今月の主題 胃癌の経過 興味ある経過を示した症例

3年1月経過を追求したⅢ+Ⅱc型早期胃癌

著者: 原義雄1 小越和栄1 飛田祐吉1 藤宮松太郎1 新妻伸二2 赤井貞彦3 角田弘4

所属機関: 1新潟県立がんセンター新潟病院内科 2新潟県立がんセンター新潟病院放射線科 3新潟県立がんセンター新潟病院外科 4新潟県立がんセンター新潟病院病理

ページ範囲:P.61 - P.65

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はじめに

 筆者らは多数の胃潰瘍患者をfollow upしてきているが,最近まで多発性潰瘍と思って追跡していた症例の,多数の潰瘍のうちの1つが早期胃癌を疑わせる像を呈するようになり,手術をしてみたらⅢ+Ⅱc型早期胃癌であった.この症例のX線,内視鏡フィルムをretrospectiveに振りかえってみると,3年1月以来の数回のX線,内視鏡フィルムにも,その病変部の異常を指摘し得ることを知ったので,興味ある症例と考えここに報告したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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