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文献概要
今月の主題 胃癌の経過 興味ある経過を示した症例
3年1月経過を追求したⅢ+Ⅱc型早期胃癌
著者: 原義雄1 小越和栄1 飛田祐吉1 藤宮松太郎1 新妻伸二2 赤井貞彦3 角田弘4
所属機関: 1新潟県立がんセンター新潟病院内科 2新潟県立がんセンター新潟病院放射線科 3新潟県立がんセンター新潟病院外科 4新潟県立がんセンター新潟病院病理
ページ範囲:P.61 - P.65
文献購入ページに移動筆者らは多数の胃潰瘍患者をfollow upしてきているが,最近まで多発性潰瘍と思って追跡していた症例の,多数の潰瘍のうちの1つが早期胃癌を疑わせる像を呈するようになり,手術をしてみたらⅢ+Ⅱc型早期胃癌であった.この症例のX線,内視鏡フィルムをretrospectiveに振りかえってみると,3年1月以来の数回のX線,内視鏡フィルムにも,その病変部の異常を指摘し得ることを知ったので,興味ある症例と考えここに報告したい.
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