icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻11号

1970年10月発行

今月の主題 大腸の早期癌―胃を除く消化器の早期癌(2)

症例

多発ポリープ状を呈する早期胃癌の症例

著者: 鹿岳研1 西谷定一1 岩佐昇1 西村伸治1 福田佳助1 三好正人1 福本圭志1 稲冨五十雄1

所属機関: 1京都第一赤十字病院内科

ページ範囲:P.1399 - P.1404

文献概要

1.症例

患者:62歳 男

主訴:特に述べることはない.

現病歴:母が胃癌死亡のため,7年前胃精検を受けたが,当時は異常なしと言われた.約3カ月前頃から食欲はあるが,食後時々胃部不快感があり,時に軽い疼痛があったので,昭和42年12月6日本院に受診し,加療により症状は間もなく消褪したが,X線,内視鏡検査の結果胃前庭部に隆起性病変を指摘され,昭和43年1月8日手術のため本院に入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら