文献詳細
研究
胃壁内迷入膵の病理組織所見
著者: 長与健夫1 横山秀吉2 駒越喬貞2
所属機関: 1愛知県がんセンター研究所第1病理部 2横山胃腸科病院
ページ範囲:P.1423 - P.1428
文献概要
近時診断法の進歩により,胃粘膜上の小病巣をも検出することが可能になり,粘膜下腫瘍の診断の下に迷入膵病変による胃の切除例が増加しっつある.
筆者らは過去17年間の切除胃の組織検査から25例の該当例を得ているので,これらの例について病理組織学的所見およびその特徴等について述べ今後の治療指針の参考に供したい.
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