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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻11号

1970年10月発行

研究

胃壁内迷入膵の病理組織所見

著者: 長与健夫1 横山秀吉2 駒越喬貞2

所属機関: 1愛知県がんセンター研究所第1病理部 2横山胃腸科病院

ページ範囲:P.1423 - P.1428

文献概要

 膵組織の胃壁内迷入に関しては多くの文献があるが剖検胃に偶然見出されたものの報告およびその統計的観察が主体をなしている(表1).

 近時診断法の進歩により,胃粘膜上の小病巣をも検出することが可能になり,粘膜下腫瘍の診断の下に迷入膵病変による胃の切除例が増加しっつある.

 筆者らは過去17年間の切除胃の組織検査から25例の該当例を得ているので,これらの例について病理組織学的所見およびその特徴等について述べ今後の治療指針の参考に供したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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