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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻12号

1970年11月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究 特集 症例

噴門部平滑筋腫の1治験例

著者: 長田宏平1 葉梨之義1 上野晃司1 新野和夫1 菅谷浩1 宮本貴文2 古市三枝子2

所属機関: 1水戸赤十字病院外科 2水戸赤十字病院内科

ページ範囲:P.1521 - P.1525

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はじめに

 最近における胃疾患のレ線および内視鏡診断技術の進歩は目覚ましく,旧来その質的診断の極めて困難とされていた隆起性病変に対して,術前にかなり正確な診断が下されるようになってきた.筆者らは術前,レ線およびVa型胃カメラによる反転撮影により,胃平滑筋腫と診断し,これに対して噴門側切除を行ない,組織学的には,一部悪性化像を示す1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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