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胃潰瘍の内視鏡診断
著者: 福地創太郎1
所属機関: 1虎の門病院消化器科
ページ範囲:P.1689 - P.1693
文献購入ページに移動一方,早期胃癌の中でも,陥凹型早期胃癌の多くは,その病変内に潰瘍を併存しており,潰瘍ないし潰瘍瘢痕を母地にして癌が発生するか,あるいは表在性の癌病巣に二次的に潰瘍が生ずるか,いずれにしても,この種の病変の多くは,良性潰瘍との鑑別診断が問題になる.また梅毒,結核や胃肉腫あるいはreactive lymphoreticular hyper plasiaなど,潰瘍性病変を主体とする病変は多い.
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