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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻2号

1970年02月発行

今月の主題 線状潰瘍

症例

急性骨髄性白血病と合併した噴門部潰瘍の1例

著者: 永瀬敏行1 大久保春男1

所属機関: 1社会保険船橋中央病院内科

ページ範囲:P.205 - P.209

文献概要

はじめに

 筆者らは最近,噴門部潰瘍の患者を約半年間外来にて経過観察を行なったが,途中,白血病を併発したため,レ線および内視鏡学的にその胃粘膜像の把握に難渋し,胃上部病変,ことにBorrmannW型の胃癌との鑑別に種々な示唆を与えられた.また胃病変の診療においても,単に病変を局所的に把握するのではなく,常に全身的な立場から考えなければならないことを改めて痛感させられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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