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文献詳細

雑誌文献

胃と腸5巻2号

1970年02月発行

文献概要

診断の手ほどき

前壁Ⅱcの1例

著者: 増田久之1 大柴三郎1 石岡国春1 上野恒太郎1 山岸悟郎1 五味朝男1 望月福治1 北川正伸1 狩野敦1 菅野悌三1 山形淳1 小檜山満雄1 久道茂1 八子英器1 成田雄1

所属機関: 1東北大学医学部山形内科

ページ範囲:P.243 - P.246

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はじめに

 X線学的に胃の前壁病変を微細に描写する方法として前壁二重造影法はすぐれた撮影法であるが,一般に前壁病変の存在の糸口をさぐり出すことは容易ではない.筆者らは腎結石症で入院した患者に胃X線検査を行ない,粘膜レリーフ法で異常所見を見出し,精検により前壁Ⅱcであった症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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